
そういった本当にいろんな人が挟まっている、いろんな事情があるのだということをちょっと思いやっていただいて、じゃ、どうやって攻めたろかということを逆に皆さんの方で考えていただければ、ポピュラー音楽−ポピュラーというのは本当に広いんでしょうね、シャンソンもポピュラーでしょうし、タンゴとかいろんなものも、そのポピュラーの中には含まれるのでしょうけれども、私どもの方のジャンルで言わせていただければ、本当にまだまだそういった突いてくるすきはたくさんあるので、何しろあきらめないでプロモーターに相談していただくとかということ、それからご自分で何かまず絵をかいていただいて、こんなのできないかなというようなことをどんどん東京の方に言ってきていただくということが第一歩じゃないかなというふうに思っております。
お話ししてますます混乱を来したかもしれませんけれども、とにかくロックとかニューミュージックというのは受けはいいものですから、集客的にはかなりあるのですが、そういったさまざまな事情によって簡単には皆さんと握手ができない部分がある。でもそれを何とか皆さんの方で説得力を持っていただいてアプローチをしていただく。僕ら協会としても、やっぱりそういうもっともっと地域の方々との交流といいますか、提携をしていった方がいいんだよということは協会内でもかなり大きな声を出しております、これからできれば本当はもっと何かそういうポピュラー系のものにも助成的な制度ができたらいいなというふうに思っております。どうしても文化財の問題とか、それからロック、ニューミュージックというのはやっぱり芸術と見ていただけないものですから、芸能でも、その言葉がわからないですけれども、何とか大衆に支持をされている音楽だという意味合いで、もっともっと国の方からも、もしくは自治体からも手を結べるようなものができたらいいなということも今考えております。
本当にたくさんもっともっと皆さんとお仕事をしたいと思っているのですが、なかなかこちらの人間たちの事情もあってできません。でも、会館の自主事業も本当におかげさまで皆さんのご支持でどんどんこの分野も広がっておりますので、このまま広げながら何かもっともっといい方向を考えていきたいというふうに思っております。営業になりますけれども、プロモーターの門をたたく、そこから始めていただきたいということで終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○総合司会
山本先生どうもありがとうございました。
以上で本日の日程を終了いたします。どうもお疲れさまでございました。
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